プライムが提唱するハイブリッド・マーチャンダイジング。

それは、

卸と生産の融合体。

洋服でもバッグでも、オリジナル商品を作って見たいと考えたことがある方なら、こんな悩みに直面されたことありませんか?

「自社ブランドを立ち上げ、オリジナルを作りたいが、バイオーダー生産は、ミニマムが大きすぎる。

「いくつかの商品群で、ミニマムロットで発注できるアイテムと、まだまだ開発途上でミニマムに満たないアイテムがあるが、両方同時に対応できる業者がない。

そこでプライムは考えました。

新規参入者(スタートアップレベル)向けの極小ロットから、ある程度のロット規模が見込める販売経験者向けまで、同時に幅広いニーズの生産ロット数に対応できる仕組み。

それは「小ロット」と言う課題に長年取り組み、ものづくりの経験と知識を共有する人たちが繋がるネットワークを大切にしてきた弊社だからこそできる業。それこそが「ハイブリッド・マーチャンダイジング」というシステムです。

ハイブリッド・マーチャンダイジングの仕組み

「オリジナル」はアパレルをされている方なら誰しもが憧れる通過点。

希望されるサンプルやイメージ画像な、数量と共にできるだけ詳しい形や素材の情報をご提供下さい。

メール、電話、各種SNS、Zoom等に対応しています。

小ロット(スタートアップ)のクライアントとのお取組み

弊社の購買チームが、そのイメージに近い既製品を主に中国広東省に存在する数万社の中からご希望の必要数量を購入。

卸プラス

単に右から左に卸すだけではなく、購入品にお客様のブランドネーム等の付け替えや、プリント及び刺繍等で、セミオリジナル商品としてグレードアップ。

(*)商品によっては仕上げ直しできないものがあります。

生産可能アイテムをお持ちのクライアントとのお取組み

弊社の生産チームが、ミニマムにて対応できると判断した場合、完全オリジナル生産を前提に、仕様の詳細を決定。サンプル確認後、納期設定の上、生産スタート。

商品完成後

弊社は全ての商品に対し、検品(第三者含む)、カスタム梱包(ご希望に沿った梱包方法)に加え、業務提携先の船会社との連携で、輸出入及びデリバリーに関する細かな対応を標準サービスとして提供しております。

このシステムを構築した背景

現在アパレル業界が置かれる状況は、これまでの大量生産、大量消費、そして大量在庫、大量廃棄という負のスパイラルからいかに脱却し、新たな仕組みを再構築するかが問われる大変革期にあります。

そして現在、個人レベルや企業においても、「環境問題」「サステナブル」「SDGs」など、世界規模で注目されている、これらのキーワードを掲げ、新たな商品開発の一環として、小規模からの企画や取り組みへの機運がかつてないほどに高まっています。

自分(たち)で開発したブランドを持ち、そして自ら商品の生産と販売にチャレンジするということは、これからの時代の方向性としては、至極正しいことだと思います。

しかしそこで大きな壁に直面する方も多いのではないでしょうか。

それは、あなたが抱く成功のイメージと、実際には、まだ海のものとも山の物とも分からない作りたてのブランドが、果たして世の中にどれだけ認められ、製造コストに見合うだけの販売数が見込めるかは、全く予測不可能です。つまり、駆け出し当初の「見込み」はリスクでしかありません。

一般的に、弊社のように工場と直結しているような企業は、工場の縫製ラインを回すために最低限の数量ミニマムが必要です。それはモノにもよりますが、型にして数100以上、これはどうしても必要なロット数となってしまいます。

しかし、この100と言う数量は、ある程度の資金が必要となるのはもちろんのこと、仕入れた瞬間から在庫リスクとして立ちはだかり、販売する前からすでに大きなプレッシャーになってしまいます。

ですので、まだ立上げ当初の段階での在庫数は、「少なければ少ないほど」リスク軽減に繋がります。ただし、小ロットには大きな弊害もあります。それは全てのコストが、少ない数量にのしかかるため、どうしても仕入れ単価が割高になってしまうことです。

他方、ある程度の時間をかけて、ブランドを育てて来られた立場の方にとっては、ブランド価値の広がりと共に、生産ミニマムはもちろん、逆にそれより大きな数量を、見込みレベルで展開できるようになっていきます。そうなると、当然のことですが、単価当たりにかかるコストも低く抑えられ、より収益率の高いものづくりができるという流れになってきます。ですので、そう言った方々にとっては、極端な小ロットは、むしろ機会損失と言う全く逆のリスクを抱えてしまうことになります。

このように、現在弊社にお問い合わせ頂くお客様には上記のような様々なタイプが存在するようになりました。

弊社にとりまして、このハイブリッド・マーチャンダイジングと言う仕組みは、20年以上蓄積して来たあらゆるノウハウを駆使し、それぞれのお客様に見合った健全なものづくりのご提案ができないかを追い求め、辿り着いた一つのカタチです。他社様も同類のサービスを提供されているところもあるとは思いますが、アパレルにバッグを合わせてサービスの提供ができる弊社のようなところは、稀有な存在かと思います。

そしてまだまだ改善や強化の余地はあるものの、既に成功例もいくつか出ております。

お客様から頂く「ありがとう」の言葉に大きいも小さいもありません。

たくさんの「ありがとう」の積み重ねで、このシステムはますます成長して行きます。ご期待下さい。